所沢市の放射能対策
測定器貸出について・測定器予約・測定器貸出・測定器で測定・測定器返却・ミニスポットへの対応
- 基本方針
- (2011/11/08現在の状況)所沢市では、原発事故に伴い、6月から
空間放射線量を市内10か所の公共施設において、2週間ごとに地表5センチ、50センチ、1メートルの地点において 定点測定を実施。
その結果、これまで市内における空間放射線量は毎時0.04~0.12マイクロシーベルトであることが明らかになりました。
他市においても放射線量の比較的高い個所(いわゆるミニスポット)が確認され、その対応が問題となっていること、
また、市民から子どもの利用する施設における放射線量を心配される問い合わせも多数寄せられたことで、
市内の施設を中心に計測を行い、発見されたミニスポットは、随時除染を行っているそうです。
すべて文部科学省等より出された、「当面の福島県以外の地域における周辺より放射線量の高い個所への対応方針」及び「放射線測定に関するガイドラインに基づき、測定と除染を行うそうです。
- 測定場所
- 市内公共施設をすべて。(県の管理下を除く)
現在(2012年)2巡目の測定を実施中だが、現段階で前回に比べて、実施施設数が減少しているように思われる。
- 測定方法
- ◎スクリーニングの実施
各施設所管課等が簡易型測定器(環境対策課が貸与)を使用し、
各施設共通の測定地点の他、高線量が予測される雨どいの下、
雨水が集中する箇所、樹木の周り等を測定し、その結果を環境対策課へ報告する。
環境対策課は全体の状況を集約する。
◎2次測定
毎時0.23マイクロシーベルト以上が検出された場合は、環境対策課が高精度測定器で2次測定を実施する。
- 除染の基準
- ガイドラインでは、地表1メートルで毎時1マイクロシーベルト以上の値で除染を行うことが示されている。
このことから、2次測定の結果毎時1マイクロシーベルト以上の値が検出された場所については、直ちに除染対策を実施する。
一方、毎時0.23マイクロシーベルト以上、1マイクロシーベルト未満の地点については、当面要監視場所としてマーカー等による注意喚起を行い、利用者等へ周知する。
- 除染方法
- ガイドラインに準拠した方法で実施。
原則としてそれぞれの所管課・施設管理者等が実施する。
除染後の残土については、クリーンセンターで保管されていると聞きました。 - 除染後の効果測定
- 除染の効果を確認するため、除染後一定の期間を経過した後、各所管課において簡易測定器により再測定する。
その結果、毎時0.23マイクロシーベルト以上の値が検出された場合には、当面環境対策課の高精度測定器で再測定する。
- 今後の考え方
- 除染の具体的な方法等については、今後所沢市の手引きを作成し、関係部署と協議し、実施していく。
市民・事業者による独自測定結果に係る情報等の収集と内容の把握に努める。
市民・事業者による独自測定において、高い値を検出したとの情報等があった場合には、必要に応じ環境対策課が再測定等を行う。
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